2012.07.23

『親の顔が見たい』 by 劇団テアータ

いじめが次々と発覚するこの頃
 『親の顔が見たい』の公演を観てきました

最前列、正面に座ってみました
人の弱さ
無知
あやうさ
丁寧にするどく描かれていて見事に演じられていました
傷つけるとき
ひとは巧妙でずるい
弱さが弱さを攻撃するとき
非情で残酷で醜い
深みに入っていく
いじめの始まり自体は
よくよくみてみると
実は単純で平べったい物の上にある
それをとらまえるために無関心をやめることだ
いじめられる者はその構造(トリック)を見破ればいい
自分への信頼
周りへの信頼
それを獲得しそこなったこどもたち、おとなたち
感性
人が持って生まれたもの
育んでいくもの
とてもとても大事なものを
何にすり替えて生きてきたのだろう
いま
これから
おとなもこどもも
勇気を持って立ちなおさなければ
そう思った
大事なことを忙しい一日にすり替えてはいけないのだ