旅の目的はフィンランドの学校事情、英語レッスン見学など
で、観光は実は隙間時間で走り走り
同行の先生の手配のお陰で
いくつもの学校を観せて頂く事ができました
そして、どこに行っても手厚く迎えてくださいまして感激!!
どの学校もこのように手作りのケーキやクッキーとコーヒーを用意して
校長先生はお忙しいなか時間をとって待ってくださっていました
日本のお・も・て・な・し・と非常に近いものを感じます
そう、デザインの国だったと思い知ることになる学校のつくり
各教室の入口がこれ!
教室の中も木の温もりを感じる机やイス
これが、なんと教職員の部屋!
大学付属の高校ではコーラス部の生徒たちが素晴らしい歌を聞かせてくださいました
留学生も混じって英語の授業
生徒が自らこちらに声をかけてくれて
質問にはきはきと自分の言葉で答える姿勢には感心し
校長先生に「どうしたらこんな自信を持って話せる生徒がそだったのですか?」とお聞きしました。
お答えは、『まず、国のオープンな姿勢を教育に反映させていること。そして、自分の事をちゃんと話せるようにプレゼンテーションのトレーニングをしっかりさせてきました。』とのこと
生徒にも直接きいてみました
『わたしたちは、中学の時に基本的な勉強もしっかりしますが、それ以上に、これから自分は何をして生きていきたいのかをじっくり考える事が出来ました。』というのです
中学で、ですよ!
驚きました。
国の教育システムがほぼ全国同じレベルで行きわたっていて
どのような環境、境遇にいる生徒も、その人に必要な教育の機会が保証されている
それは、病院に付属の学校(精神障害のある)生徒でも同じなのです
教員のレベルの高さも世界トップレベル
教員は国民から尊敬されている
教育カリキュラムも自分で考えて、始業も就業も教員の采配で決められる
部活動や生活指導、その他雑多な事で授業以外の時間、週末など拘束されず
授業に専念できる
どうも日本とは仕組みがかなり違う
このこたちは、授業が終わればお家に帰る
塾はなし
自分が興味のある事を選んで習いに行く事はできる
専門科目は、エキスパートの先生が少人数に分けて指導
本物の工具がきれいに整頓されている
この感じ、UI Schoolのレッスン前と同じ景色ですね!
一列に並んで教室にはいる
ただ、違うのは、どの教室も鍵がかかっていて
入る前も、入室した後もきちんとロックされている
これなら、池田小学校のような事件はありませんね
授業を見せていただいた上に
ランチまでごちそうになりました
ビュッフェスタイルで健康的な食事です
そして、流石キシリトールの国
給食が終わったら、キシリトールキャンディーを食べます
小学校、中学校、高校と数校みせていただきました
日本から訪問した私たち英会話スクールのオーナーみんなの感想
英語の授業自体、なにも新しいものではない
むしろ、自分の教室の生徒の方がレベルの高い事をしているし
講師のレッスンもいい!というもの
なのに、むこうのこどもたちは確実に話せるようになっている
違いは、国のOPENさ?
「私たちは、540万人の国民。国を一歩出たらフィンランド語を話してくれる人には出会わないんだ。
だから、わたしたちが向こうの人が分かる言葉を話せるようにならないとね。」
これは、日本も言える事ですね
フィンランドでは、英語のTV番組は英語のまま流されて
吹き替えはしないそうですよ
わたしたちも英語の番組は英語で観ましょうね
to be continued...