9月5日土曜日に開催いたしました夏の報告会 大盛況でした!
お越しいただいた保護者さま、生徒さま本当にありがとうございました!
「3人くらいでもお母さん方が来て下さったらいいな。茶話会みたいにお一人お一人のお顔を見ながらお話をさせていただけるかな」
という今西の予想に反し、なんと23人もの方がお集まりくださいました!
もちろん少人数の保護者様方でも準備はきちんとするつもりでしたが、こんなに来てくださるなんて、資料の作成に気合が入りました!
さて、報告会でお話しましたこと、簡単にこちらでもご紹介いたします。
長いご報告となりますので、二つの記事に分けさせていただきますね。
今回の報告会では最もお伝えしたいこととして
「型が自由を引き出す」
というテーマを定めました。
夏の読書感想文講座、また今西が行ってまいりました「ふくしま国語塾」でのセミナーでも型の重要性を痛感したからです。
お話は感想文講座についてから。
UIの感想文講座はスタートした年から、明確な型を使って書いています。
骨組に自分の体験と本の内容、結論が必ず入るような型です。
詳しい内容についてはぜひ講座をご受講いただきたいのですが、ではその型にどんな中身を入れていくのかについてお話をさせていただきました。
型があればそこに中身を入れていくことができます。
型があると中身が引き出されてきます。
しかしながら、中身となるものがもし自分の中になければせっかく思考のスイッチとなる型があっても出てくるものがありません。
だから読書感想文は自分の体験に結びつくような本を選ばなければならないのです。
体験が知識となります。
日頃から知識を増やすためにたくさんの体験をしてほしいと思います。
子どものうちはやっぱり体験を大人が与えるのが良いですね。
一番身近な大人、お父さん、お母さん、もしくはおじいちゃんおばあちゃんが子どもたちにたくさんの知識=体験を与えてあげてほしいです。
さて、本には自由図書と課題図書があるのですが、やっぱり課題図書は質が良く、主題が各学齢にぴったりです。できれば課題図書で書きたい!書いてほしい!
でも自分の体験と結びつかない!そんな時はどうしますか?
そんな時は課題図書を選んだあとで、体験をすればよいのです。
星の本を読むのに、星をじっくり観察した経験がなければ、感想文を書く前に星を見に行く体験をしてしまえばよいのです。
良い作文も書けるし、星の知識も増えて一石二鳥ですね。
型は形式です。そして形式は思考のスイッチです。
形式の対義語は中身ですが、形式が中身を引き出してくるのですね。
でも中身は用意していないとありません。
全ての学びのために、材料となる中身を、知識を増やしていきましょう。