英語大好きな中学生が集う高円宮杯スピーチコンテストが
11月27日、東京よみうり大手町ホールにて開催されました
今年指導させていただいたのは神奈川県と茨木県のかわいい二人の女子中学生
それぞれ校内予選を勝ち抜きコンタクトを取ってきてくださいました。
そして、二人とも県大会入賞を果たし、全国大会への地区予選へ!
関東地区予選では代表権を獲得した上に特別賞を受賞したのがこの二人‼
決勝大会は平日でしたがスケジュールを変更して会場に飛んでいきました。
二人とも、練習を始めたときすでに英語力はNativeかと思うレベル。
中学生の英語レベルは毎年非常に高くなっています!!
原稿の校正をしたり、言葉を磨いたり
ボイストレーニングを受けていただいたり
言葉にこめた意味を深く考え、どんな声なら伝わるのか探ったり・・・
練習を重ねるごとに、スピーチが進化していきます。
わたしはこの指導のプロセスが何とも言えず好きなのです。
粗削りな原石がダイヤモンドに代わるのを見ているようなのです。
最後には大きなステージで翼を大きく広げて羽ばたく鳥のように
生き生きと堂々とスピーチをしてくれます。
そして、コンテストの結果そのもの以上にこのプロセスで体験したことが
これからの彼女たちの将来を後押ししてくれると思っています。
神奈川県代表の矢嶋花菜ちゃんが全国4位入賞
ワールドファミリー賞、アメリカ研修旅行1週間獲得
彼女はフランスのテロ事件がなければ
直前にパリで模擬国連でディベートをする予定だったのです。
次はWorld Scholar's CupやTED YOUTHを狙っているという
日常がすでにグローバルな本当に楽しみな生徒さんです。
お母様がわたしの知り合いでもあり今回ご依頼いただきました。
茨木県代表の野中瑠美南ちゃんはコカ・コーラ特別賞を受賞
ことしの審査基準が?アレ?でなければトップ圏内にいた素晴らしいスピーチでした。
素直で前向き、即行動の彼女は練習の度にぐんぐん成長しました。
ハスキーな声、表情の豊かさが内面のやさしさ、豊かさまで感じさせました。
これからの成長が本当に楽しみな生徒さんです。
街はクリスマスカラー
丸の内ビルの中にはスケートリンクが出現~!
鎬を削ったコンテストの余韻にボーっとした頭で街を眺めていました。
日本一レベルと言える高円宮杯スピーチコンテストは
年々確実にレベルが上がってきています。
英語力はNativeレベルの生徒が多いと感じました。
これからの中学生のスピーチは思考力、発信力、そして人間力まで問われます。
わたしがスピーチをする生徒に伝えることはスピーチには『日常が出る』ということです。
日常どう生きているかが透けて見えます。
そこがまた面白いところです。
日常考えていないことをスピーチしても伝える力が出ません。
単に英語やテクニックの訓練だけでは無理な領域ですので
私たち指導者や大人たちが、生徒たち、こどもたちと日常の中で
真剣に向き合っていくことをしないといけないと思います。
それをやってこられたお二人のお母様たちからすてきなメッセージをいただきました。
”決勝の舞台まで導いていただいて本当に有難うございました。本当に親身になってお忙しい時間をさいてご指導いただいたことは 感謝しても しきれません。本人も先生に出会えてご指導いただいた事を本当に感謝しております。本当に本当に 有難うございました!”
”早藤さまのように、『言葉に気持ちをのせる』ことを一番にご指導くださった点は、どんな時にも、パブリックスピーキングだけでなく、会話でも、ビジネスでも通用することです。あと、『間』についても!!!!!!ご指導いただいたことは、日本語でも、今後の彼女のパブリックスピーキングにずっと役に立つことでしょう。私は、ビジネスでのプレゼンテーションで利用させて頂きます!!!!!本人も、本当にやってよかったと言っています。本当に、感謝の言葉もありません。早藤さまにお会いしなかったら、この結果はなかったです。本当に、本当にありがとうござました。”
身に余るお言葉に、有頂天になってしまいました(;'∀')
2014年は徳島県代表を送り出しました。
https://ui-school.com/2014/11/03
そして2014年全国一位の生徒さんの指導をさせていただきました。
https://ui-school.com/2014/12/20
来年こそは徳島から決勝の舞台に誰か行ってくれることを願ってやみません。