2009.03.17

宇宙飛行士のふるさと

晩御飯をいただきながら
TV NEWSで世間の一日を確認します
”なんとかゼロ”を観ていました
どのニュース番組もネタは同じムニョムニョ
なんとかゼロは評論家じみた事を言わない印象
若田光一さんをインタビューしていました
「ふつうは、生まれた場所、いま生活している場所などを故郷と感じると思うのですが、若田さんにはそれ以外に、宇宙という視点もありますよね。 どこがふるさとという感じがしますか」
     
「いい質問ですね。自分は埼玉出身なのでやはり、日本の上空を飛ぶときは気になりますし、きれいだなあと思います。アメリカ上空を飛ぶとき、アメリカ人の飛行士はわくわくしていますし、ロシア人飛行士はロシアを眺めてきれいだと喜びます。同じ宇宙船で過ごすみな、違う土地で生まれ、ちがう食べ物で育ち、違う環境で育ちましたが、一緒に宇宙で働いていますと、地球がふるさとという感覚がわいてきます」
というようなことを話しているのを聞いてビビッとときました

立ち位置で感じ方はぐっと変わります

宇宙に行くと、人間の本来の姿みたいなものを掴むんだろうと想像しています
一体感を感じて、地球がふるさとという感覚を共有するのでしょう
視点を広げることで見方が変わる
ワクワクする感覚です