発表会じゃなくていつもの生のレッスンの姿を見ていただきたい
という思いでOpen Lessonを行いました
日頃、お仕事がある保護者のみなさまは
授業参観がなかなかむつかしいのですよね
何の打合せもなく、参加した生徒をレベルでグループわけして
いつも通りのレッスンを行うというのは冒険です
グループわけの都合でいつもの先生と違う先生のレッスンになる子もいます
教室に入る前からコミュニケーションマナーを毎回しつけています
たくさんの人に囲まれても子どもたちは動揺も見せませんでした(*^^*)
アルファベットをインプットするにも只覚えるのではなく
いろんなコミュニケーションの要素が入っています
レッスンのスピードの速さと子どもたちの反応の良さに
驚いて目頭を熱くされている方も何人がおられます
隣のテーブルではランクの上のクラスのレッスン
ここまで来ると、大人でも難しく感じる内容で驚かれています
ほんの一部ではありましたが、UIのレッスンがなぜ効果的なのか
こどもたちが教室でどれほど良く英語が使えているのかを見ていただけたことは喜びでした
Open Lessonのあと、こどもたちはお楽しみクリスマスパーティを
外国人の先生たちと楽しみました
その間、お父様お母様たちとは座談会!
これからの英語教育の流れ、
世界のこどもたちはどのように英語にとりくんでいるのか
なぜこれほど英語の必要性が叫ばれているのかなどをお話しました
以下に、お話の内容をざっくりとまとめました~~~
2020年―小学校5年生から英語が教科になる・・・今の3歳からが対象
今4歳以上のこどもたちは、大人になったとき「英語がなかった世代」と呼ばれる日が来る?
今までは英語ができなくても痛くもかゆくもなかった。
英語教育の地殻変動が起きている
【原因】
1.I T 化・・・ 膨大な情報にいち早くアクセス。ほとんどの情報は英語で書かれている
2.人口減少・・・ 海外から労働人口の流入・海外に販路・企業がか海外移転し雇用
3.グローバル化・・・国と国との境界線を越えて、経済、人、情報が行きかっている
世界人口70億人のうち17.5億人25%(4人に1人)が英語を使っている。(17.5億人中78%がnon-native.)
英語ができれば世界中の4人に1人と自由に意思疎通ができる。
日本人だけのあうんの呼吸で生き抜くのは難しい時代になった。
日本語を理解するのは70分の1の人である。
【早藤が最近見てきた国の英語事情】
- フィンランド「人口530万人。一歩国を出たらフィンランド語、スエーデン語を話す人はいない。自分たちが英語を話すしかコミュニケーションができない」国を挙げて教育改革をした。
先ず、教師の質を上げた:6カ月以上海外で勉強。指導法は先生に一任。教師は指導に専任できる。
- トルコ「若者自ら危機感を感じて必死で英語を学習。シリア方面からの難民が流れ込んでいる。」
- イタリア「経済低迷・・・英語の重要性が高まり、私立小学校では英語のプロの先生が非常にレベルの高い授業。公立校はイタリア人の先生が手探り状態・・・日本に似ている。」個人主義社会の行き詰まり。
ツールとして英語を使いこなすのに必要な時間は2500時間(Native40000時間―生後5才)
これは、小学校1年から毎日1時間授業で12年間(高3まで)かかる。
臨界点は9歳・・・それまで覚えてその後も英語から離れないと一生忘れることはない。
グローバル人材≠英語を話す
自分の考えを、何語であっても堂々と話せること。
日本人としての誇り、自信・・・自国の歴史、先人の働き、自分の祖先の事を良く知ることから。
日本語において思考がない物は外国語で語ることはできない。
英語教育の土台は母国語での「思考力」と「論理力」。
英語の知識はある→外国人相手に話すトレーニングが欠けている。
メンタルブロックがあちこちにかかっているのを外す。
「和を以て尊し」は英語文化にない。日本の誇り。個人主義の崩壊―イタリア
しかし、「空気を読む」ばかりだとイノベーションは起こらない
2014年の教育活動で感じてきたことを織り交ぜてお話させていただきました。
2015年も全力で頑張ります!
UI Schoolにご注目くださいね。