2012.03.09
英語学習について

lingua franca, Globish

 
耳(目)にしたことありますか?
lingua franca(リンガフランカ) 

linguaはlanguageですね
「フランカ語」
母語が違う人たちが共通語として使う言語のことです
外交の現場や世界への情報発信
英語なしでは進まなくなっている――DAYLY YOMIURIの記事より
(英字新聞ですが、英語学習関連の記事で日本語で書かれたところもあり
面白いのでロビーで座るときはぜひめくってみてください)

『英語がこれからも世界中で話され続けるであろうことは議論の余地がない
もうもどることはない』
とジャンポール・ネリエール氏は言います
そこで、だれもがアカデミックな英語をマスターしなければならない訳ではなく
まずは伝えあえるレベルを身につけようとおっしゃっています

国連での公用語は
英語、中国語、フランス語、ロシア語、アラビア語、スペイン語と定めながら
実際の交渉は英語で行われています
いちいち6ヶ国語でやっていては非効率ですものね
国連職員の採用にしても
英語はessential・・・必須
フランス語はdesirable・・・できるにこしたことはない
なのですね
英語化の行方についての論争は続きます
UIのスタンスをお話します
UIはジャンポール・ネリエール氏の「グロービッシュ」
という考え方がしっくりきます
グロービッシュの目的は理解してもらうことで
ネーティブのように流暢に話すことではない
私たちが落語のネタを言っても外国人には理解できないですよね
英語でブラックジョークを言われても私たちには理解できない
グロービッシュはシェークスピアを楽しむには充分ではないけど
トヨタで仕事をして海外のディーラーと契約を結ぶには十分
「用法の正確さ」より「伝えること」に力点を置く
グローバルに世界がつながった今
”グロービッシュ”の習得こそが急がれるのではないでしょうか
人々がそれぞれの母語を大切に話し
グロービッシュを話すことで
英語による文化的な侵略から自分たちの文化を守ることができる
美しき多様性
Globish・・・これをなんとしても身につけてもらいたい
そのためにUIは進化し続けることをお約束します