2010.08.30
英語学習について

小学校英語教育を思う~コミュニカティブな文法 part2

わたしがとても気になっているのは小学校英語教育です
うまくやれば非常に効果的ですが
間違ったやり方をすれば逆効果
薬と同じですね
もちろん、小学生に文法を説明するのは馬鹿げています
でも、単語だけ教えて国際理解というのも困ります
単語ゲームで国際感覚が身につくものでしょうか
文法を教えないからと言って
めちゃくちゃな文を勝手に作ってもらっても非常に困ります
たとえば、果物をおしえるのに I am banana.
私たちはどんな修業をしてもバナナになることは不可能なのですから
実感できない文章を教えるのは無駄です
文法的にも間違っています
せめて I am a banana. とすることです
   I like banana. 
これもいけません
もちろんI like a banana
でもいけません
文法を教えない代わりに
本物の正しい文をインプットする必要があります
教えるターゲットが絞れてなくて
ただ英語らしきことをやってるのが問題です
小学生やこどもたちに英語を指導するには
文構造のしっかりした
本物の英語を
意味理解できる状態にして
大量にインプットする
これに尽きると思うのです

まさにSSTメソッドです
https://ui-school.com/wp2023/11sst.htm
文法は大事です
そうじゃないと、話し手の言わんとすることをくみ取れないからです
自分の思いがちゃんと伝わらないからです
学び方がポイントですね
教え方を模索します