2013.11.23
英語学習について

「教育再生」のことを考えてみる

 

2020年オリンピックYearが、近代日本における

『明治維新』『終戦』以来の3つ目のターニングポイントと言われています

 (*オリンピック開催の影響で、東北の被災地復興が遅れないかと心配もあります)

 

昭和の初めまでは、生活の舞台も仕事の範囲も「村」でした

それが、「地域」、「日本」、「世界」と広がったのに

教育はいまだ「村」の時代のまま

島国の日本の教育はガラパゴス化していると言われます

 

昨日(2013年11月22日)の朝日新聞オピニオン欄では

大学入試で「人間力」を計るということで議論が交わされていました

人間力をデータや試験、面接で計ることができるのか

また、対策法とかがでてこどもたちを翻弄させるだけにならないか

裕福な家庭のこどもが有利なんじゃないか

 

まさに正解のない問題を国を挙げて考えている時です

 

これからの授業形態の大きな変化の一つが「反転学習」

生徒は、パソコンやタブレット端末を使って学習し

先生はその定着度の確認や発展学習の支援をするというもので

すでに佐賀県では試験的に導入されているそうです

自ら学びとり、問題を見つけだし、解くといような力が育まれるといいですね

 

そして、教育再生のなにより大きな特徴が英語教育を国際水準にするという点ですね

低学年からの英語科導入に加え

今の中学2年生より下のこどもたちが大学受験をするときのテストが様変わりします

いわゆるTOEFL, IELTSの導入が検討されているのです

そして、聴く力、話す力、プレゼンテーション力などが求められるでしょう

 

これまでの「とにかく偏差値をあげなきゃ」

「名門大学に入学しなくちゃ」という近視眼的な教育が

学歴はあっても、社会の役に立とうと働く姿勢がない若者をたくさん生んできました

もう、一点刻みの点数に一喜一憂するような教育でなく

広く、遠く、マクロな視野をもった教育に転換していく必要があるのです

 

そして、同時にローカルなミクロの視点も持っていたいですね

日本が本来もっている、自然と調和して生きる心とか、思いやり

謙虚さ、譲り合い、そしてお・も・て・な・しの精神

 

あらゆるシーンでそういう姿勢、態度、精神を大事に学びつつ過ごす事で

自然と「人間力」は養われるのではないでしょうか

 

UI Schoolとしましては、上記のことに加えて

UIオリジナルの5S [整理、整頓、清掃、清浄、姿勢]も大切にします

これは、物心両方に適応します