今年43周年になるPLS(パシフィックランゲージスクール)の創業者であるMrs.Ormandy.
日本にまだ英語を教える指導法も教材もなく、その必要性も議論されない時代から、
英語教育に情熱を注いでこられたMrs.マスミ・オーマンディをお迎えしての教育講演会が
7月10日(日)徳島県板野町文化の館、さくらホールで開催されました。
Mrs.Ormandyとアメリカ人のご主人Mr.Ray Ormandyが創りあげてこられたPLSシステム。
日本のこどもたちを目の前にして、ご苦労と辛抱を重ねて開発してこられた教材。
UI School of EnglishはそのPLSシステムを5年半前に導入させていただきました。
ありがたいことに、それ以来こどもたちの英語力は飛躍的に伸びました。
子供の心理を深く理解し、愛情をこめて作ってこられたことが良く分かります。
使うほどに感心させられます。
PLS方式の素晴らしいところは、外国人講師をプロの講師としてトレーニングできるシステムまで作りあげているところです。
どんなに優れた教材も、どう使うかで非常に効果があったり、全く意味がなかったりします。
使う先生が、意図をしっかりつかんで使うから効果がでるのです。
先生の成長なくして生徒の成長はありません。
Mr.&Mrs.Ormandyの指導システムの素晴らしいところは
英語ができるだけではなく、その人間性も一緒に伸ばせるよう作り上げているところです。
レッスンではコミュニケーションマナーを身に付けられるよう、姿勢、相手の目を見ること、ちゃんと挨拶するなどもくり返し指導します。
責任感、達成感を感じてもらえるよう、リーダーシップ能力までつくように
レッスンに様々な仕掛けが組み込まれているのです。
日本人が英語力を身に付けるにあたってのポイントや
お家でのこどもとのかかわり方について、世界各地の様子などなど
多岐にわたったお話に会場の集まったみなさん聞き入っておられました。
御年77才とは信じられないエネルギーに満ち溢れたお姿、つややかなお声
こどもたちには、毎日お家できいているリスニングホームワークのCDの声
本物の声を聞いてみんな「え~!わ~!」って感動していました。
後半は、実際のPLSのレッスンをご覧いただきました、
事前に練習などはせず、通常通りのレッスンをステージで行いました。
緊張するのかな、と心配していたお母さまたちもおられましたが、こどもたちは平気。
いつも通り集中して次々と繰り出されるアクティビティをしっかりこなしていました。
ちょっと見ない間にまたまた大きく成長しているお子様の英語力に感動したと
感想を伝えてくださった保護者のみなさんの声、本当に嬉しかったです。
お越しいただいた皆様からは、「愛情が感じられるお話で、こどもとの関わり方を考えなおしました。」「こどもたちの英語力にびっくりした」「数ケ月前に参観したときよりもまた成長しててすごい!」「ミセスのお話はとても分かりやすかった。こどもをもっと褒めて育てようと思いました。」「UIで間違いないと思いました。」「UIの先生たちはすごい。」などたくさんの嬉しいお言葉をいただきました。
ご多忙な中、お集りいただいたみなさん、本当にありがとうございました。
親になってこのように学び続ける参加者のみなさんを心から尊敬申し上げます。
そんなおとうさん、おかあさんのお子様だからどんどん成長してくれるのです。
講演が終わって、すぐに空港に走らないと飛行機に遅れるというのに
「Rasaにフィードバックしとかなくちゃ」って、時間をぎりぎりまでレッスンのアドバイスをしてくださるMrs.Ormandy。
私たちは、その情熱とご期待に少しでも添えるように、これからも精進していこうと誓いました。
Thank you so much Mrs. Ormandy and Ms. Saeki!